ここではバロック音楽について簡単ながら解説します

16世紀の終わりから、バッハが没した1750年頃までを、音楽史上におけるバロック時代と呼び、
この時代の音楽をバロック音楽といいます。
「バロック」という名前は、当時はバロック絵画が描かれ美術史における
「バロック時代」であることから、その名が付きました。

前のルネッサンス時代に続いて、権力があったのは教会でしたが、宮廷も力を持ち、
音楽家はその両方に仕えて作曲や演奏をしました。

またこの時代に初めてオペラが上演されました。
今まで貴族の社交場であった演奏会へ、裕福な市民達も観客として見に行くことができるようになりました。

バロック以前は音楽の主流は声楽だったのですが、バロック時代に入ると楽器の性能が向上したため、
楽器による音楽が盛んになり、器楽曲が重要なジャンルになりました。
北イタリアにはストラディヴァリを中心にヴァイオリン製作者達の工房がありました。
(彼が作ったヴァイオリンは、今なお最高のヴァイオリンと言われていますね)

また不完全ながらもオーケストラが活動を始め、17世紀半ば以降、協奏曲が、
器楽曲のジャンルの中で重要な位置を占めるようになりました。




私達バロック音楽研究会では、「クラシック音楽のすばらしさ、オーケストラでは味わえない合奏の楽しさ、
さらに最近注目されてきたバロック音楽に触れてもらおう」というサークルです。
また、バロック音楽のみにこだわらず現代音楽まで幅広いクラシック音楽をアンサンブルという少人数での形態で演奏しています。
現会員の多くは大学から楽器を始めました。それぞれが自由に編成を組み、好きな曲を持ち込んでは日々演奏を楽しんでいます。
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