パート紹介

♪ヴァイオリン♪


ヴァイオリンは上流階級の楽器というイメージがありますが、そんなことはありません。
もちろん優雅で美しいクラシック音楽には欠かせませんが、 ディズニーランドではいつもおとぼけ役のグーフィーもヴァイオリンが上手だし、 サザエさんの夫であるマスオさんの趣味でもあります。
映画「タイタニック」では、沈没する最後まで演奏し続けるヴァイオリン奏者が印象的ですが、 貧しい3等客室でのパーティーの陽気で楽しい音楽、そこでも「陽気なヴァイオリン」が大活躍しています。

ごく小さい音から大きい音まで、音の強弱が自由自在で早いパッセージも演奏でき、 音域も4オクターブ以上と広く、長く音を続けることもできます。
ピアノのように音階や音程にも拘束されず、美しいビブラートも自由自在に表現できる大変優秀な楽器と言えるでしょう。
小さな楽器ですが、かすかな弦の振動をも美しい音で伝える「力」、 微妙な弓のタッチによる正確で純粋な音を引き出せる「繊細さ」など、素晴らしい能力を持った楽器です。
弦楽器の中でもヴァイオリンは最も明るく華やかな音色を持っており、オーケストラでも主要なメロディーを奏でることが多く、中心的な役割を担います。




♪ヴィオラ♪


ヴィオラとは見た目がヴァイオリンよりもサイズがひとまわり大きく、音程が低い楽器です。 また、やわらかい音色がでます。
また合奏の時などヴィオラあまり目立たない存在といわれていますが………重要!欠かせない楽器です!!

普段の活動ではヴィオラの楽譜に使われるハ音記号の読み方や基礎的な練習から始まり、合奏の練習などもしています。
だから初心者でも大丈夫。楽しく練習ができます♪

さぁ、あなたも始めよう!!明日はあなたもヴィオリスト!




♪チェロ♪


チェロの見た目について簡単に文で説明すると、座って弾く大きなヴァイオリンです。
音はヴァイオリンより1オクターブと完全五度低く(低い音が鳴ると分かればよし)、 オーケストラによる合奏やや、弦楽四重奏などの重奏の中では低音部を受け持つ重要な楽器です。
また、独奏楽器としてもよく演奏されます。独奏曲は沢山あり、 特に有名なものの一つに無伴奏チェロ組曲第一番プレリュードがあります。
チェロに興味がある方、あるいは演奏経験のある方オケのように大人数編成ではなく 少人数での曲を弾きたい方は是非見学に来てください。




♪ヴィオラ・ダ・ガンバ♪


16世紀=~18世紀頃によく演奏されていた楽器で、ヴァイオリンなどと違い 弦が6本から7本ある昔に演奏されていた楽器、古楽器の一つです。
ヴィオラ・ダ・ガンバと一言で言っても出せる音域によって種類があります。
主に高音から順にトレブル、テナー、バスがよく使われます。
一般的にガンバと言えばバスガンバを指すことが多く、 ヴァイオリンなどより音は柔らかく聞いていて上品な感じに聞こえます。
部室にはバスガンバがあるのでバスガンバの説明になるが 演奏の仕方はチェロに似て座って弾く感じで、大きさもチェロをほんの少し小さくした感じです。
こちらは顧問の先生の専門とする楽器なので先生にお願いすれば教えてもらえる(はず)。
古楽に興味のある方はうちのサークル楽器なのでやってみないかい?




♪フルート♪


木管楽器の一つのフルートは、中~高音でとても綺麗な楽器です!
誰もが一度は見たことがある、もしくは聞いたことがあると思います。ヴァイオリンとの相性はバッチシ♪
是非とも一緒に吹いてみてはいかがでしょうか。




♪リコーダー♪


リコーダーと言うと、どうしても小学校の音楽の授業でピューと吹いたイメージから 抜けきれないかもですが…実はアレ、れっきとしたバロック楽器なのです。
所詮リコーダーと馬鹿にすることなかれ、バスリコーダーまで交えた四重奏や、 プロの木製リコーダーによる独奏は柔らかい音色でとっても綺麗なのです。
聴くと今までのイメージも覆ることでしょう。入手も手頃で取っつきやすい楽器なので、 この機会に極めてみてはいかがでしょう。




♪トランペット&コルネット♪


じゃじゃじゃじゃーーーーーーーーーーーーーん!!
やぁ、『トランペット&コルネット』パートだよ。
この二つの楽器について、ご存じでしょうか。
トランペットは金管楽器の一つで、三つのピストンと吹き方によって奏でます。
明るく力強い音色を出し、管弦楽や吹奏楽などに常用してますね。
一方、コルネットは同じく金管楽器の一つで、トランペットに形が似ていますが、サイズは少し小型なのです。
ご理解いただけましたか?
こんな感じでこの楽器を使って楽しく音楽を演奏してます♪




♪ピアノ♪


ピアノは最もポピュラーな楽器の一つです。
難しいんじゃないの??と思うかもしれませんが、左右の脳を別々に動かすだけです。
簡単な曲なら誰でもすぐに弾くことが出来るようになります。
ピアノパートはソロ曲の他に伴奏も頼まれるので、実は重要なパートなのです。
現在2人だけなので、初心者、経験者、モテたい方(実際男子がピアノ弾けるとモテるらしいですよ。(笑)
歓迎します!




♪チェンバロ♪


チェンバロと聞いても、バロック音楽同様「え、何それ」って人も多いかもしれません。
チェンバロはバロック時代こそ鍵盤楽器の代表格として親しまれていたのですが、 後にピアノが登場してから隅に追いやられてしまった薄幸の古楽器なのです。
見た目は鍵盤の色が変なピアノ?と言った感じですが、中身の構造が違うので音はギターっぽく、弾き心地もピアノと随分違います。
ピアノでバッハの曲を弾いて「ごちゃごちゃしてて嫌だ!」と思った経験がある方、 この音色で聴くとちょっと印象が変わるかもしれません。
構造上強弱がつけられないので、演奏の時は楽譜に無い装飾音を加えたり、 伴奏を自分流にアレンジして独自の表現を出したりします。
そういう工夫によって、ソロの時は優雅に、伴奏の時はさりげなく曲全体に華を添えるのが チェンバリストのお仕事なのです。
目立ちすぎず縁の下の力持ちで在りたい貴方や、「型にはまった生き方は嫌いなの!」 というフリーダムな貴女にぴったりですね。
バロック音楽に興味があって、多少なり鍵盤楽器の心得があれば弾く準備は十分。 百聞は一見にしかず、気になったら少し触ってみてください。





  

このページの文は2008年度東海大学バロック音楽研究会新入生用パンフレットのパート紹介の引用です。



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